中高生から大人気の元教師TikToker『静岡の元教師すぎやま』氏が、2月26日、緊迫するウクライナ情勢をTikTokライブを開催した。
緊張感が高まる世界情勢に不安を抱く中高生らが集まり、同時視聴2568名、総視聴数は8.8万回を超えた。
TikTokライブで、ニュース解説や教育ジャンルでこれだけの視聴数を記録するのは異例。
今回ライブを開催したのは、ソラコマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:天野裕之)が運営する、ライブコマースとSNSの専門学校『ソラコマ学院』の校長を務めるTikToker『静岡の元教師すぎやま』氏。
すぎやま氏は2020年6月からTikTokerとして活動を開始。
教師の本音や学校教育の矛盾点を発信して中高生から支持を集め、23万人からフォローされている人気のTikToker。
すぎやま氏が2021年12月に出版した『日本一バズってる元教師』(ゴマブックス)は、Amazonランキングで2部門1位を獲得した。
そのすぎやま氏が今回、緊迫するウクライナ情勢を受けて2月26日にTikTokライブを開催。
元社会科教師の視点から、今の国際情勢をわかりやすく解説した。
(すぎやま氏は音楽と社会科2教科の教員免許を保有している)
視聴者の多くは中高生で、生まれてはじめてニュースで『戦争』を目にする子どもたちも少なくない。
不安を抱いた視聴者からは
「日本は戦争に巻き込まれますか?」
「第三次世界大戦は起こりますか?」
「怖くて夜眠れません」
などのコメントが多数寄せられ、すぎやま氏がそれに対する見解を述べていった。
3時間配信する中、視聴者はどんどん増えていき、同時視聴2568名、総視聴数は8.8万回という驚異的な数字を記録した。
TikTokライブはエンタメ系やアイドル・タレント系の配信者が多く、ニュース解説や教育ジャンルはまだまだ需要が少ない。
そんな中で、これだけの視聴数を記録し、若者世代のウクライナ情勢に対する関心の高さと、TikTokライブの今後の可能性を感じさせる配信となった。
◆静岡の元教師すぎやま
静岡県掛川市出身。常葉大学教育学部卒業。
卒業後、静岡県内にて10年以上中学校教諭として勤務したのちに、2018年3月に退職。ボイストレーナー、スタジオ経営で起業した。
しかし、2020年3月、新型コロナ騒動を受けて、その仕事の多くを失う。
そんなどん底の状況の中、チャンネル登録者数たった200人だったYouTube にすべてをかけて再起を図る。
その結果、『アフターコロナ完全攻略』という動画がバズり、チャンネル登録者数は3ヶ月で3万人超え。
また、その後はじめたTikTok でもバズり、1ヶ月で10万人のフォロワーを獲得。
現在は23万人にフォローされている。総再生数1億5000万回以上。
現在はその経験を生かして、SNS を伸ばして集客するSNS コンサルタントとしても活動している。
2021年12月には初の書籍『日本一バズってる元教師』(ゴマブックス)を出版。
Amazonランキングで2部門1位を獲得し、『TikTok売れ』の新たな波を巻き起こした。
2022年2月11日、ライブコマースとSNSの専門学校『ソラコマ学院』を開校。校長を務める。